2003年5月・花の会





梅花空木

今年の5月は、うす寒い皐月空です。
第1週の、花の会も、終日小雨が降り続き、肌寒く、うっとおしい天候の日でした。何か、天変地異でも おこるのでは…?などと考えさせられる気象です。
この日は、この会が発祥するきっかけともなった、南天苑茶室一水庵で、稽古が行われ、初夏の花々を 思い思いに生けこみ、楽しみました。
写真上、花は梅花空木(バイカウツギ)、器はベトナム製の杯です。







斑入りなるこ百合・梅花空木
【Yくんの作品】
花材は、斑入りなるこ百合・梅花空木で、前回と同じように、Yくん独特の、あばれていた生け方を、 今回は小さくまとめてしまい、本人の原作を、私の手直しでほとんど変えてしまいました。 Yくんにとっては不本意だったかも…?
器は立杭焼き耳付き花入れ。







梅花空木・ニシキギ
【Iさんの作品】
今回は茶室での撮影のため、露光はすべてアンダーな状態です。一作、一作、見づらいと思いますが ご辛抱ください。
Iさんは一水庵花の会の創設メンバーで、おなじく花の会のメンバーであるご主人と、骨董店を 経営されています。私の所持する花器も、この骨董店で求めたものが多いです。骨董の古器と、茶花、 山草はよく似合い、一度この妙味を覚えてしまうと、ちょっとハマってしまいます。
この花器は、残念ながらIさんの骨董店で求めたものではなく、京都の店で求めたもの。
現代韓国製の、白磁面取りの花入れに、花は、梅花空木と、小さい白い花をつけたニシキギです。







野薊・姫女苑
【iさんの作品】
花材は、野薊(ノアザミ)・姫女苑(ヒメジョオン)。
その他、数種類の草花がともに入れてあったのですが、思いきって二種に留めました。
私自身が生けるとすれば、薊だけにしてしまうところですが、生け手の意思を継いで、ヒメジョオンを 申し訳程度に残しました。いずれも路傍の、いかにも普通の花なのですが、タイの泥製花器によく 似合っています。それにヒメジョオンを花材に使うなどというのは、この「会」独特のもの。 街のいけばな教室ではお目にかかれないですよね、また機会があれば、ヒメジョオンだけの作品を 紹介します。







ツツジ・ニシキギ
nさん、2本目の作品。ツツジ・ニシキギを、竹寸胴の掛け花入れに…、







紅白ツツジ
【nさんの作品】
nのイニシャルのつく生徒さんが3人おられるのですが、彼女はその中の最年長かな?
重なる花を、数カ所さばいただけで、ほとんど原作のままです。
茶室の琵琶床に、あざやかなツツジの紅白が、よく似合っていました。
器はインドの鉄製釣瓶。







高麗天南星・野薊・梅花空木
【nさんの作品】
おなじくインド製釣瓶に、高麗天南星(コウライテンナンショウ)、野薊、梅花空木。
やはり、女性の生ける花は、「いっぱいいれないと気がすまない!」って感じですね、 私が直してしまうと、小さくまとまってしまうかもしれないので、一度、次回は、奔放な原作を 紹介してみましょう!







梅花空木
【私の作品】
竹一重切花入れに、梅花空木一種。
白い花は、一種生けがよく似合います。
ああ…、そういえば前回も水仙の一種だったっけ…、

と…、いうわけで、今回は特別に、家内の里から届いた、園芸花の投げ入れも添えておきます。

アイリス







ツツジ

一水庵玄関上がり框へ、信楽焼き茶壷につつじを入れる。
ヒラドツツジって、庭の観賞用ですから、あまり生けないですよね、
でも、まあ…、これも一興…。


一水庵:天見温泉南天苑の茶室。(普段はオリジナルの甘党メニューの楽しめる和風のCafeとして利用できます。) http://e-oyu.com/amamian.html


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