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【Nさんの作品】 花は、白額あじさい・シペラス。 最初、シペラスをあじさいより高く、あじさいが日傘を翳すかのように生けておられたが、 器の大きさとのバランスを考え、あじさいより低くして安定させた。 器は立杭焼耳付花入。 |
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【Kさんの作品】 黒文字の枝を投げて、美央柳、甘茶、山あじさい、シモツケなどを盛りこんでいる。 やはり、竹籠の花入れはいっぱい入れたほうが楽しい。 |
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【Yくん8歳の作品】 これは原作のまま。じつはこのあと、私が花止めを手直ししたが、写真ではさすがにこちら(原作)のほうが迫力がある。 花をしっかり止めようとすることも、器との長さ、大きさのバランスをとろうとすることも、 考えてみればすべて大人の固定概念。ピュアな少年が作り出す造形に、大人は、ただただ脱帽させられるほかはない。 花はオオキンケイギク・白額あじさい・ウマノアシガタ、花器は、龍泉窯(伝)青磁陰刻文不遊環耳壷。 |
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【iさんの作品】 骨董店店主iさんの作品。 最初、虎の尾を投げに使っておられたが、花器の籠に対して重く感じられたので、手直しで籠に合わせて 低く生け、縞葦を軽くあしらった。この時季、縞葦のふらりとした軽やかさは、同じ様な生け方で使われる 矢筈すすきよりも涼しげに見える。しかし、これがまた、もっと夏も近づけば、矢筈すすきの力強さが ないと、締まらないように思えるのだから、旬を得た草花の季節の妙味としか言わざるをえない。 花材は冒頭nさんの花材とほぼ同じ、花器はシ清時代の手つき籠。蓋をかぶせられるような仕組みに なっているのでバスケットのように持ち運びされたものか? |
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【Nさんのお譲さんの作品】 更紗空木、十薬、薊、ほか数種の草花が入れられていたが、薊と十薬のニ種だけにしてしまった。 薊を一本高く飛ばしたが、すべて低いまま、こじんまりまとめても「野にあるよう…」な、風情があると思う。 |
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【私の作品】 南天苑玄関に空木を生けた。 花は終わりかけで、生けた後からぽとりぽとりと花びらが散ってゆくのだが、それもまた、 "初夏"という一年のうちの、一番爽やかで、みじかい季節の狭間を惜しむかのような気がした。 来月には生命力あふれる夏の花が現れ季節がまためぐってゆく。 |
今年は5月に雨が多くて、雨季ともいうべき6月に入ってからは、いまのところ好天に恵まれている。今月初めての花の会の日も、 6月というのに皐月晴れのような爽やかな日で、みんな思い思いの花器に野草、茶花を入れて楽しんだ。
写真は大阪和泉市でギャラリーを経営されるnさんの作。
初夏なので、こんなに多く入れるのは茶方では禁じ手だが、やっと花の季節を迎えて、 野に咲くいろとりどりの花々を「とりあわせたい!」という誘惑は断ち難い。
花は縞葦、甘茶、美央柳、虎の尾、石竹など…、花器は鶏籠花入れ。