2003年7月・花の会





時計草

この時季に咲く時計草の姿はとくに神の妙技を思わせます。
今年は雨がとくに多い梅雨で、本格的な夏草にはまだ出会えないままの、第一週の花の会でしたが、 みんな、ガラスの器に思い思いの花の姿を生け、楽しみました。
上、花は時計草、器はイギリス製ヤードオブエール。ビールグラスに使用したガラス器といわれて います。







蛍袋・オオダイコンソウ・花筏
【Nさんの作品】
もう少し水をたっぷり入れたほうが、涼しさが演出できたのかもしれません。 花止めに轡を使い、軽く仕上げています。
花は蛍袋、オオダイコンソウ、花筏。







野ダケ・升麻
【Hさんの作品】
ほぼ半年振りに顔を見せられたHさんですが、彼女の追及する花の風姿は一貫しています。 次回は原作のまま写真に収めてみたいと思います。
ここでは、もともと野ダケ一種でいけらていましたが、夏も近づくこの時季にあまりに 侘びていたので升麻を添え、涼しさの季節感を出しました。







金糸梅・下野・クサレダマ・夏萩
【Kさんの作品】
Nさんと同じ、斎藤ゆう氏の吹きガラスの水盤ですが、花止めに水晶の原石を使って低く生けています。
花は金糸梅、下野、クサレダマ、夏萩です。







【hさんの作品】
今回はじめて参加されたhさんの作品。
花の選び方が穂咲きのものばかりで、これもまた一興です。
ふつうプロの取り合わせとなると、これは中心、これは添え花なんぞと、勝手に花にまで位を決めて、 まるで人間社会の勝手を見せつけられるようで…、窮屈でたまりませんよね…、せめて花は、自由な 発想で生けたいものです。







高麗天南星・野薊・梅花空木
【Iさんの作品】
ガラスに生けるときは、水中の茎の姿も生けていると思わねばなりません。
透明なガラス器の底に使い古した剣山などがドボン!…と、沈んでなどいたりしたら興覚めですよね、 口広いガラスの器も、草花の自らの重力だけで均衡をとります。
半夏生の葉が大きすぎたかもしれませんが、この時季は涼しげに、軽やかにの風姿がなによりの ごちそうです。







半夏生・クサレダマ
【風〜の作品】
花は半夏生、クサレダマ。器は、彦根で求めたベネチアングラス。
グラスショップの少女はこのサイト見ててくれているかな、などと思いながら、 来月は同じベネチアングラスの赤を使ってみたいと思います。


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