2003年8月・花の会





秋海棠・キクイモ・弟切り草・高砂百合・矢筈すすき
Tさん、夏草を籠に生ける…
大きな手付きの籠に夏草を生けます。
普通なら、矢筈薄を高くあげるところですが、
薄を低めに抑え、高砂百合を高く中心におき、
バランスをとっています。
花は秋海棠、キクイモ、弟切り草、高砂百合、矢筈すすき
外の夏の庭に融け込んでしまいそうな風情ですね。







キクイモ・秋海棠・ヤマシロ菊・ホトトギス
茶花なら、キクイモをニ輪は使わないでしょう…。
でも二輪あると、なにか型にはまらぬ、かわいさみたいなものを感じますね、
しかも草花は四種です…。
風姿が大事か、生け花の約束ごとが大事か、
どちらをとられます?
籠は桂川籠、花はキクイモ、秋海棠、ヤマシロ菊、ホトトギス。







野ダケ・升麻
秋海棠自由自在
古い漆籠に、長けた秋海棠を奔放にいれてみます。
よく商売柄のせいか、花にも料理のように、走り、旬、名残りの使い方があ るのだと思います。長けて、名残りの姿ともなれば、いろいろな試みで、ち がった妙味を引き出すのも料理人(生け手)の腕の見せ所とも思います。







うのさんの花
原作のほうが、鮮明だったので、そのまま掲載しました。
私の手直しでは、百合をうつむき加減に傾けたのですが、
写真では、花の姿が丸く(?)おさまるよりも、
こちらのほうが、インパクトがあります。
籠のように見えるのは、じつは蜆獲りの笊。







ヌスビトハギ・クサノオウ・イノコヅチ・キンミズヒキなど
なくて七癖と言いますが、この方も、いつも繊細な花材ばかりを選ばれます。
でも、弱い線は弱いもの同士、軽い花はかるい花同士…、そういう生き方も、 じつは妥協を許さぬ強い生き方なのだと思います。
所詮、凡百ある華道のお家元も、ようするに、そのご先祖が生けた「癖」を 伝承しているだけのことだし、「ここに中心の花を…」などと言うのは、逆に無粋極まるかな、、、などと思います。
花は、ヌスビトハギ、クサノオウ、イノコヅチ、キンミズヒキなど。







秋海棠
宗全籠に、水引き、秋海棠
この籠を取ってしまえば…しょうがないですね…、
伝統的な茶花体系…。







近鉄文化サロン「花の会」創生以来の、会員さんの花です。
多少、暴れていますが、それもまた風情で、季節感を感じさせてくれます。
この花なら、床の間に飾っても野の風情を室内に運びますし、玄関、上がり 框の辺りにおいても似合いそうです。

今回、私の花はお休みです。
来月こそ、あの赤いベネチアングラスを…

〜ふ


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